自動猫トイレに使える猫砂は?種類・粒の大きさと選び方
自動猫トイレに使える猫砂は、機種によって異なります。素材だけでなく、固まり方、粒の形と大きさ、指定された投入量を確認しましょう。「固まる猫砂」や「自動トイレ対応」と書かれていても、使いたい機器での適合確認は別に必要です。[1]
この記事は、購入時の表示や説明書を読み解くための一般的なガイドです。特定の猫砂銘柄とAS11の組み合わせを実測し、適合保証するものではありません。
1. まず、本体の清掃方式と猫砂の指定を確認する

固まった排泄物をふるい分ける方式では、きれいな粒と固まりが適切に分離されることが重要です。メーカーの猫砂ガイドでも、素材、粒の形、固まり方と機器側の指定を照合するよう案内しています。[1]
一方、専用トレーや特定の素材を使う機器まで、同じ猫砂の選び方でよいとは限りません。ネット上の一般論よりも、手元の本体の型番に対応した説明書を出発点にしてください。
説明書では、次の4点を探すと整理しやすくなります。
- 使用できる素材と、使用できない素材。
- 固まるタイプかどうかの指定。
- 粒のサイズ・形状に関する制限。
- 投入量、補充後の操作、清掃に関する注意点。
2. 鉱物系・豆腐砂・混合砂は、名前だけで判断しない

鉱物系の猫砂
袋の素材表示、固まるタイプかどうか、粒の大きさを確認します。鉱物系という分類だけでは、すべて同じ仕様にはなりません。候補の本体が求める条件と照合し、投入量も指定どおりにしてください。
豆腐砂など植物由来の猫砂
原料名に加え、短い粒なのか長いペレット状なのか、実物の形状を確認しましょう。「豆腐砂対応」と読める案内があっても、粒の長さなどに条件が付くことがあります。具体的な上限が分からない場合は、自己判断で切ったり砕いたりせず、袋の表示や写真を販売店に見せてください。
混合砂
配合されている素材を一つずつ確認します。一部の原料が対応していても、混合された製品全体の適合が確認できたことにはなりません。既製品の混合砂と、自分で別々の砂を混ぜたものも区別しましょう。
紙砂・木製ペレット・シリカゲル系など
これらを一律に使用可能とも使用不可とも決めつけず、本体の指定を確認します。吸水のしかたや固まる・固まらないという違いが、機器の処理方法に合っているかがポイントです。[1]
3. 粒の形と大きさ、固まり方を分けて考える

ふるい分けるタイプでは、未使用の粒が適切に通過し、排泄物を含む固まりが分離される必要があります。粒が大きすぎたり、固まりが崩れたりすると、想定した処理ができない場合があります。[2]
購入前には、商品名だけでなくパッケージの裏面も確認してください。粒の長さや直径の表記があるか、写真と実際の商品が同じかを見ます。粒の形が分からない場合は、定規と一緒に撮影すると問い合わせ時に伝えやすくなります。
「粒が細かければ、どんな猫砂でもよい」とも限りません。機種が指定する素材や性質も含めて確認する必要があります。粉じんや飛び散りへの対応も、猫の様子と説明書に沿って考えましょう。
袋の価格だけでは、使う量や捨てる量まで分かりません。適合が確認された猫砂の中で、補充の頻度、残る汚れ、周囲の片付けやすさを記録して比較するのがおすすめです。
4. 猫砂を多く入れれば、うまく清掃できるわけではない
猫砂の量は、機器の指定範囲に合わせてください。メーカーの点検ガイドでは、入れすぎ・不足・非対応の素材を確認項目として挙げています。清掃がうまくいかないときに、とりあえず大量に足すのは避けましょう。[3]

投入量が重量なのか、容量なのか、容器の目盛りなのかも区別します。異なる猫砂へ替えるときに「前と同じ袋半分」といった目安だけで量を決めないようにしてください。
また、排泄後から清掃までの待機時間や、補充後に必要な操作は機種ごとに異なります。別の型番の動画を見て、ボタンを長押ししたり、独自のリセット操作を試したりしないでください。
途中停止や異音が発生した場合は、無理に動かさず、説明書に沿って使用を止めて販売店へ相談しましょう。安全センサーを覆う、可動部分を押すといった方法で解決しようとしないことが大切です。[3]
5. 猫砂の切り替えは、猫の好みと機器の条件の両方に配慮する

RSPCAは、強い香りの猫砂を避ける猫がいること、猫砂を変更する際は徐々に切り替えるか、別のトイレで選べるようにする方法を案内しています。[4]
ただし、一般的なトイレで行う「砂を混ぜて慣らす方法」を、自動トイレへ無条件に当てはめてはいけません。現在の砂が非対応なら、自動トイレには混ぜず、従来のトイレを別に残しておきましょう。機器に入れる組み合わせは、説明書で認められたものに限ります。
ZOKOでは、切り替え時に、本体、設置場所、猫砂を一度に大きく変えすぎないことをおすすめします。猫がためらう場合は、砂だけでなく入口、内部の広さ、周囲の環境も確認してください。
PetPivot AS11をお使いの方へ
AS11の猫砂は、AS11に対応した説明書と、日本で購入した販売店の案内をご確認ください。PetPivotの公式資料でも、AutoScooper 11と12では猫砂の条件や操作が異なる可能性があるため、他機種の指示を流用しないよう案内されています。[3]
「この豆腐砂を使えるか」「説明にある粒の長さを満たしているか」など判断しにくい場合は、次の情報を添えてZOKOのカスタマーサポートへお問い合わせください。
- 本体の型番と、必要に応じてご注文番号。
- 猫砂の商品名と、袋の表裏の写真。
- 原材料と、固まるタイプかどうかの表示。
- 粒の形や大きさが分かる写真。
- すでに使用した場合は、量と発生した状況。
本記事では、確認できていない銘柄や粒の上限を、AS11の確定仕様として掲載していません。商品のご紹介はAS11 自動猫トイレの商品ページをご覧ください。
よくある疑問
「自動猫トイレ対応」と書いてある猫砂なら使えますか?
その表示だけでは判断せず、本体の指定素材や粒の条件と照合してください。記載が曖昧なら、本体の販売店への確認を優先します。
違う種類の猫砂を混ぜてもよいですか?
個々の素材が使えることと、混ぜた状態で適合することは別です。本体が認めている組み合わせかを確認してください。動作不良を直すために、手当たり次第に混ぜるのは避けましょう。
臭いが気になったら、香りの強い猫砂に替えればよいですか?
まずゴミ容器、残った汚れ、猫砂の状態と清掃方法を確認します。香りだけで対処せず、猫が使いやすいことと機器の条件を優先してください。[2][4]

まとめ:素材名より「型番との適合」を優先する
猫砂を選ぶ順序は、本体の型番を確認する → 指定条件を読む → 猫砂の表示と照合する → 不明点を質問する、です。そのうえで、猫の好みや継続購入のしやすさを比べましょう。
本体選びから確認したい方は自動猫トイレの選び方、導入後に残る作業を知りたい方はデメリットと購入前の注意点もご覧ください。
参考資料・編集について
- [1]PetPivot:自動猫トイレの猫砂選びと表示の確認(英語)
- [2]PetPivot:猫砂と清掃状態の確認(英語)
- [3]PetPivot:機種別の猫砂・投入量・安全な確認手順(英語)
- [4]RSPCA:猫砂の好みと切り替え方(英語)
執筆・編集:ZOKO編集部。公開資料を参考に、猫砂の確認手順を整理しています。実際の使用は該当機種の説明書を優先し、記載の違いや疑問がある場合は使用前に販売店へご確認ください。